胡蝶蘭の植え替え方法と主な注意点

胡蝶蘭の植え替えは、少なくとも4つの道具が必要です。用土と鉢と肥料とハサミです。
用土ですが、水苔もしくはバークのどちらかを使用します。バークとは、木片のような形状をした用土になります。
それを鉢に入れる訳ですが、水苔にするなら素焼き鉢が最適です。バークの場合は、ポリポット鉢にすると良いでしょう。
道具を準備したら植え替えしますが、まず花芽をカットします。カットする箇所は2通りあって、上側に高く伸びている花芽を切るか、根元でカットします。早く花を楽しみたいなら伸びている花芽を切りますが、じっくり胡蝶蘭を育てたい時は根元をカットします。
カット作業が完了したら、胡蝶蘭を用土から引き抜く訳ですが、その際根元を痛めないよう注意が必要です。引き抜いた後は、根に付いている用土などを丁寧に除去します。
そして傷んでいる根っこをカットします。基本的には黄色に変色した根っこをカットしますが、ハサミの消毒が必要です。胡蝶蘭の感染症を防ぐ為に、除菌済みのハサミでカットします。
カットが完了したら、新たな鉢の中に入れていきます。鉢の中に水苔を入れるなら、根っこに水苔を巻きつけます。湿らせた水苔を巻きつけるのですが、コツは水苔の量です。水苔は、やや多めにすると良いでしょう。押し入れる時に、ようやく鉢に入れられるぐらい、多めに巻き付けておきます。
巻き付け作業が完了したら、鉢の中に胡蝶蘭を入れてあげます。その鉢の中に入れる用土の分量ですが、鉢の上側から2センチ程度です。鉢の高さが20センチぐらいなら、約18センチぐらい用土を入れるようにします。ちなみに用土を入れる際には、土を指で押さえつけるようにします。用土は、余りふんわりしない状態にするのが望ましいです。
植え替え作業が完了した後は、2週間から3週間程度は水を与えないようにします。20日ぐらい経過したら、10日に1回ぐらいの頻度で水やりする程度で問題ありません。その際、コップ1杯ぐらいの水で十分です。
なお胡蝶蘭の植え替えをする時期ですが、理想は4月頃です。しかし何かの理由で4月に植え替えるのが難しい場合、4月以外でも問題ありません。
ただし真冬に植え替えするのは避けるべきです。冬というシーズンは、胡蝶蘭にとっては過酷です。寒さに弱い花ですから、冬に植え替えをするのではなく、他のシーズンにする方が良いでしょう。
また植え替えし過ぎるのも問題です。植え替えの頻度が多いと、根を痛めてしまう可能性があります。2年に1回程度にすると良いでしょう。